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すっかり季節は梅雨に突入しましたね。
 
以前にお話しした通り、5月は朝と夜の寒暖差や、冬から夏にかけての気温変化によって、自律神経が乱れやすい季節でしたね。
 
6月・7月になれば自律神経も安定しそうなものですが、実は気圧の急激な変化が多いため、5月と同じく不定愁訴が多くなる時期でもあるのです。
 
だからこそ、5月のダルさを引きずりながら梅雨のジメジメに対抗するには、自律神経をしっかりと安定させなければなりません!
 
 
前回は寝覚めを良くする方法をお話ししたので、今回は自律神経をコントロールする必殺技をお伝えしたいと思います。
 
 

■自律神経を調整するたった1つの方法って?
 

自律神経は胃や腸の働きや心臓の動き、代謝や体温の調節など、人間が生命活動をするうえで、欠かせない働きを担っています。
 
例えば、走ると心臓はバクバクしますが、いつの間にか落ち着きます。これは全部、自律神経が頑張ってくれているおかげなんです。
 
しかし、「自律」と書くくらいですから、我々の意思でコントロールすることはできません。
 
でも、生命活動のうち1つだけコントロールできる事があるんです!
 
それが「呼吸」です。深呼吸です。
 
ところで、あなたはどうやって深呼吸をしますか?
「大きく息を吸ってから始めるに決まってるじゃん!」とお答えになるかもしれません。
 
しかし自律神経を整えたいなら、今日からは、大きく息を吸ってから始めてはいけないのです!
 

■辛い時は息を吸うな!

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深呼吸する時は、まず大きく息を吐くことからスタートしましょう。
 
ただでさえストレスが多くて、交感神経(興奮しているときに優位になる神経)が優位な方は、息を吸う事から始めると、空気が肺にはなかなか入っていかない感じになるのではないでしょうか。
 
しかし、ゆっくり長く吐く事から始めると、実は勝手に空気が入ってくるようになるのです。
 
高橋Qちゃん(シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さん)を指導した小出監督も、「辛い時は息を吸うな、吐け」ってよくお話しされていました。
 
辛い時に息を吸うと、肺のキャパが一杯になりすぎて、交感神経が優位になります。普段から交感神経優位の現代人には、大きく吸う事から始めるのはあまりにもリスキー!
 
まず通常の生活の時からゆっくり吐く事を始めましょう。
 
そして、「吸う」と「吐く」は1:2の比率になるように意識するのがいいと言われています。
 

■4-7-8呼吸法で痛みも減少?

 
「吸う」と「吐く」が1:2の比率になると、こんなサイクルがおきます。
 
息を吸う
ゆっくり長く吐く
血圧が安定する
脈拍が安定する
 
これはいわば、自分で自律神経を安定させることができた、といっても過言ではありません。
 
統合医療の父と呼ばれた、アリゾナ州立大学のアンドリュー・ワイル博士によると、4-7-8という呼吸法で、副交感神経が優位になり、リラックスできるのだそう。
 
日本でもTOPクラスの忙しさであろう安倍総理も、この方法でリラックスしていると過去に懇親会で語っていたそうですよ。
 
 

■4-7-8呼吸法のやりかた

 
  1.  息を全て吐く
  2.  4秒間で鼻から息を吸う
  3.  7秒間息を止める
  4.  8秒間かけてゆっくりとお腹を引っ込めながら吐く
 
これを4セット繰り返します。
車が通ったり、誰かの話し声が聞こえたりして、集中が阻害されたとしても、また秒数のカウントに意識を戻せば問題ありません。
 
 

■最後に

 
夜寝つきが悪い方の7割以上が、この4-7-8呼吸法で3~5分以内に寝ちゃうのだとか。
 
最近眠れない、夜中にトイレに起きてから二度寝ができにくい、なんていう方は是非やってみてください。ちなみに私はこれで毎日爆睡です(笑)
 
5月病の次はジメジメ嫌な梅雨の時期。
ビジネスアスリートの皆さん、ダイエッターの皆さん、深呼吸でこの時期を乗り越えましょう!